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2019/10/08

【読書の秋】就活中に読みたい本

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行き詰っている人ほど読んでほしい


「読みたいことを、書けばいい。」田中泰延

 

 

 

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田中泰延 「読みたいことを、書けばいい。」 ダイヤモンド社 1500円+税



 この本を書いた人は田中泰延さんです。「たなかひろのぶ」さんと読みます。「作家」ではありません。田中さんは広告代理店の電通で24年間コピーライターやCMプランナーとして活躍した後、2016年に退職。現在はフリーランスとして「青年失業家」を名乗り、さまざまなメディアで執筆するほか、ライターゼミ講師やネット番組のMCなどもこなしている人物です。2015年、電通在籍中に、ウェブサイトで映画評論を書いたことをきっかけに、長い文章を書くことに目覚めました。

その田中さんの初著書がこの「読みたいことを、書けばいい。」です。
題名のとおり、あらゆる「書きたい人」に向けた本になりますが、今回なぜおススメするのかといえば、著書の中で就活について触れている部分があるからです。
とはいってもその部分は全270ページあるうちの20ページ程度です。就活とはなにか、面接で伝えるべきことなど、コピーライターとして数々の案件をモノにしてきたプレゼンのスペシャリストが端的にアドバイスします。そこに現れるのが衝撃のエントリーシート。田中さん自身のエントリーシートです。エントリーシートを何度も何度も書き直し、苦悩していればいるほど「まじか・・・」と言葉を失うかもしれません。でも行き詰っている人こそ、このエントリーシートを見てほしいのです。きっと、今までの自分を見つめ直し、知らなかった自分を発見するきっかけになるでしょう。

田中さんは言います。「就職活動は学校や資格の試験ではないということだ。その証拠に受験料が必要ない。毎年毎年人材を求めているのは企業のほうなのだ。就活は受かるか落ちるかの選別の場ではなく、単に企業の業務と人材の能力のマッチングの場に過ぎない」

―「就活は試験ではない」。大多数の人が忘れがちな事実、それは就活は試験ではなく、マッチングだということ。入りたい会社が自分に合っている会社とは限らないのです。ですから選考に落ちた時は、「自分の力がなかったから」ではなく、単に「自分には合わなかったから」と考えるべきなのですね。

 田中さんは、本著について「この本はビジネス書ではない。だいたい、わたしはビジネス書なるものが一番嫌いだ」と書いていますが、著書全体を通して就活生に役立つヒントが詰まっています。「目からウロコ」となる一冊、ぜひ手に取ってみてください。