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2016/03/30

「心」で表現するマナー

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ビジネスマナー編①~マナーは形ではなく心〜

マナーコンサルタントの就活生に向けたマナー講座

 

【マナーってなんだろう?】

マナーと聞くと堅苦しいイメージをお持ちだと思います。でも、マナーは「形」ではなく「心」です。もっと簡単に言うと、人間の感情の“喜怒哀楽”の“喜”と“楽”を相手にしてあげることです。よく「気配りは想像力」と言います。こうしたら相手が喜ぶだろうな、こうしたら楽しんでくれるだろうな…と考えて行動することです。行動でも言葉でも、相手に対して思いやりを持つことが「マナー」なのです。

 

私の周りに「この人、すごいな~」と思う方はたくさんいるのですが、今現在、私が女性スタッフの採用面接・新入社員研修をさせていただいています会社のスタッフの話をご紹介します。

 

アウトレットに買い物に行った時のことです。帰り際「先生、今日はたくさん歩いて疲れたでしょう。今夜はこれ貼って寝てくださいね」と足裏に貼るシートをプレゼントしてくれました。また、別の日、研修が終わると、チョコレートが大好きな私に「ストレス社会で働くあなたへ~」のキャッチコピーのついたチョコレートをプレゼントしてくれ、ほっこりとした気持ちになったことがありました。

 

年下のスタッフに高い物をもらうと、また何かお返しをしなきゃ・・・と考えてしまいますが、何百円で買える物、しかもその場の私の状況を考えた物のチョイスには毎回、感心させられます。プレゼントは相手に負担を感じさせないこともマナーなのだと、彼女から教えられました。

 

まさに彼女は、「どうしたら先生が喜んでくれるのか、どうしたら楽になれるのか」を考えて行動してくれているのだと思います。もちろん、私にだけではなく、周りの人にもそういうスタンスでいるので、秘書の仕事を経て、今も社内で頼られる存在です。このように、相手中心のマナーをプライベートでも心掛けていると、良い出逢いがあり、良い人間関係が築け、ひいては良い人生を作ることにもなります。

 

私は今まで、25年間、いろんな学校でビジネス系の検定対策の授業を担当してきました。でも、私の中の最終目標は「資格を取らせること」でも「就職率を上げる」ことでもなく、先輩や上司に「この子にいろいろ教えてあげたい」「この子と一緒に働きたい」と思ってもらえるような人になってもらいたいということです。どんな仕事でも、原点は“人”です。相手に対する思いやりを常に心掛けてみてください。

 

情報提供:

野口輝美(のぐちてるみ)

マナーコンサルタント。自動車会社社長秘書を経て、現在は群馬県内企業・各種学校・病院など様々な職種でマナー研修を行う。

マナーは形ではなく心