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2018/04/28

学生・企業間に意識ズレ 

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“就職活動”と“採用活動” 大きな意識差


県内企業採用計画アンケート

kumiawase_business

上毛新聞社は2019年春の新卒採用計画アンケートを実施し、結果を発表した。人口減少による人手不足のため、学生優位の売り手市場が続く就職戦線。県内でも状況は同じで、企業が学生の取り合いにとなっている。アンケートでは昨年2018年春の採用では109社中51社が「予定数に達しなかった」と回答した。





“重視する点”にズレ

採用予定数に達しなかった理由は様々あるが、企業と学生の意識差も原因の一つだ。
「(企業側から見て)学生が重視していると感じる点」と「企業がアピールしている点」ではともに「企業・事業の将来性」が最も多くなった。しかし次に学生が重視していると感じる点が「休暇制度の充実」であるのに対し、企業がアピールしているのは「社風」だった。学生が求める休暇や長時間労働に関する項目は、企業側はアピールポイントとして掲げていないのが現実だ。
これに関してはぐんまシューカツnetが2月に行った学生アンケート(有効回答137人)でも、「就職先を選ぶときに重視することは?」という質問に対し1位が「勤務時間・休日」となり、同様の結果を得ている。「働き方改革」の波を受け、企業は人手不足解消や生産性の向上に取り組む努力をする一方、人材確保や設備投資に難航し、なかなか労働環境が改善されないことも否めない。そんな中、学生がより良い労働環境を求める流れは年々強まっているようだ。

1キャプチャ
『ぐんまシューカツbook』:「就活スタート地点アンケート」より







業務内容をじっくりみてほしい


2018年春採用では38社が「学生と企業のミスマッチ、内定辞退者が出た」と回答している。売り手市場なので内定を複数持っていることは珍しくないが、学生がイメージ先行の企業選びをした結果、内定辞退というパターンもあるようだ。内定辞退ならまだしも離職となるケースも少なくない。企業もミスマッチを防ぐために情報発信には力を入れている。いきいきと働くために「働きやすさ」は最も重要であることは間違いないが、大卒採用に求められていることは、その会社の将来を担う人材になること。そのためには仕事内容をしっかり理解し、ミスマッチのない就職が望まれる。