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2018/09/10

就活で「AI」意識した?

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“AIの発達によってなくなる可能性がある職業” 「意識した」人は約半数

ai_nakayoshiリクルート就職みらい研究所が発表した月例の就職プロセス調査(8月1日時点)で、「人工知能(AI)の発達のよりなくなる可能性のある職業」について約半数の学生が「意識した」と回答した。

2013年、オックスフォード大学(イギリス)のマイケル・A・オズボーン博士が発表した論文で「今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高い」という結論が導かれ、話題となった。オズボーン博士の論文「雇用の未来」では、以下がコンピューターに代わられる確率の高い仕事として挙げられた。

銀行の融資担当者/スポーツの審判/不動産ブローカー/レストランの案内係/保険の審査担当者/動物のブリーダー/電話オペレーター/給与・福利厚生担当者/レジ係/娯楽施設の案内係、チケットもぎり係/カジノのディーラー/ネイリスト/クレジットカード申込者の承認・調査を行う作業員・/集金人/パラリーガル、弁護士助手/ホテルの受付係/電話販売員/仕立屋(手縫い)/時計修理工/税務申告書代行者/図書館員の補助員/データ入力作業員/彫刻師/苦情の処理・調査担当者/薄記、会計、監査の事務員/検査、分類、見本採集、測定を行う作業員/映写技師/カメラ、撮影機材の修理工/金融機関のクレジットアナリスト/メガネ、コンタクトレンズの技術者/殺虫剤の混合、散布の技術者/義歯制作技術者/測量技術者、地図作成技術者/造園・用地管理の作業員/建設機器のオペレーター/訪問販売員、路上新聞売り、露店商人/塗装工、壁紙張り職人


衝撃的な報告から5年。

この間、実際にメガバンクの大規模リストラなど、人員の構造改革が各所で始まり、現実はこの論文に一歩ずつ近づいているようにも思える。

先の調査では「『人工知能の発達により、なくなる可能性のある職業』を意識した就職先の検討はあったか?」という質問に対し、ある 46.9%  ない 53.1% という結果となった。これから何十年と働く学生にとってAI技術の発達は意識せざるを得ないものとなっているようだ。



《「ある」と答えた具体的な内容  》


将来安定した職に就くためには、AIではできない仕事を選んだ方が良いと感じたため。(文系 女子)


自分がやりたいと思っている経理・財務の仕事が、とくにAIの脅威にさらされているというランキング記事を読んだことがある。(文系 男子)


レジの無人化が進んでいるのを目の当たりにしたから。(文系 女子)


また、「人工知能(AI)の発達によりなくなる可能性がある」と考えた業種・職種」に対しては


【業種】

1)銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫
2)生命保険・損害保険
3)証券
4)百貨店・スーパー・コンビニエンスストア・DIY・生活協同組合
5)印刷関連

【職種】

1)事務・スタッフ関連職(営業推進・経営企画・法務・特許・国際事務・総務・人事・経理・宣伝・広報等)
2)金融スペシャリスト(トレーダー・ディーラー・融資・資産運用・証券アナリスト・アクチュアリー等)
3)生産・品質管理・設計関連職(生産・製造技術開発・各種設計・生産管理。品質管理・各種メンテナンス)
4)流通・サービス関連職(販売・ショップスタッフ・接客・店舗運営・バイヤー等)
5)コンピュータ・通信・ソフトウェア関連職(システムアナリスト・エンジニア・プログラマー・運用・保守等)


となった。“なくなる可能性がある業種”については少々イメージ先行な部分があるかもしれない。金融機関がなくなったら経済活動はどうなるか?百貨店やスーパーはすべてネットショッピングに取って代わるか?


「仕事」があるのは他でもない私たち「人」の暮らしを豊かにするため。「仕事」は「人」に作用していることを忘れてはならない。企業研究をする際には先入観を捨て、じっくり考えて欲しい。