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2016/03/30

「ファミコン言葉」に注意しよう

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ビジネスマナー編④~ファミコン言葉に注意!〜

「マナーコンサルタントの就活生に向けたマナー講座」

 

【あなたの日本語大丈夫ですか?】

最近、耳障りな日本語があふれています。国語に関する世論調査でも「他人の言葉遣いが気になる」という人の割合が、全体の8割近くに達したということを新聞で見ました。

 

そして、ここ数年よく言われているのが「ファミコン言葉」です。企業の社員教育をする際の事前の打ち合わせで、担当者様から研修内容に盛り込んでほしいと依頼されることの多い内容です。

 

「ファミコン言葉」とは、ファミレスとコンビニのアルバイトさんが使っていて、流行ったことからの造語です。若い人たちの会話でよく耳にします。聞き流してしまえば、それほど抵抗はないのかもしれませんが、ビジネスでは印象をよくするための言葉遣いが求められるので、言葉によるジェネレーションギャップが介在してはいけないのだと思います。生活シーンでよく聞く、次の「ファミコン言葉」を正しい言い方に直してみてください。

 

1. 以上でよろしかったでしょうか?

2. こちらコーヒーになります

3. お名前のほう、お聞きしてもよろしいですか?

4. 1000円からちょうだいします

5. お電話番号ちょうだいできますか?

 

解 答

  1. 以上でよろしいでしょうか

  2. こちらコーヒーです/コーヒーでございます

  3. お名前お聞きしてもよろしいでしょうか

  4. 1000円、ちょうだいします

  5. お電話番号教えていただけますか

 

 

次に、企業の担当者様とのやりとりでよく聞く、間違い敬語を挙げますので、正しい

言い方に直してみてください。

 

1. ○○様でございますね。

2. ○○様、おられますか? 

3. とんでもございません

4. ○○さんのお話、とても参考になりました。

5. (電話で)お声が小さくて聞き取れないので、もう一度お願いできますか

 

解 答

  1. ○○様ですね/○○様でいらっしゃいますね

  2. ○○様いらっしゃいますか

  3. とんでもないです

  4. ○○さんのお話、とても勉強になりました

  5. お電話が遠いようですので、もう一度お願いできますか

 

解 説

  1. 「ございます」は、自分側に使う丁寧語だからです。例えば、電話に出る時「○○大学でございます」「堀田でございます」と自分に対しては使いますが、相手には使いません。同様に、「ご質問がございましたら」は、正しくは「ご質問がおありでしたら」です。
  2. 「おる」は自分側に使う謙譲語、「られる」は相手に使う尊敬語です。へりくだる謙譲語と敬う尊敬語をたしても、尊敬語にはならないからです。
  3. 「とんでもない」が一つの言葉だからです。
  4. 「参考になる」は、上から目線の言葉という印象が強いからです。
  5. 「声が小さくて」は相手を批判していますし、「もっと大きな声でお話ください」では相手に注文をつけてしまうので、一番角が立たない言い方として、電話のせいにしているわけです。学生の秘書検定対策の模擬テストでこの問題を良く出すのですが、「お耳が遠いようですので~」という答えがあり、思わず笑ってしまいましたが、遠いのは「お耳」ではなく「お電話」です()

ビジネスマナー編①~マナーは形ではなく心〜

https://gshukatsu.net/archives/60

ビジネスマナー編②~面接会場でチェックする10ポイント〜

ビジネスマナー編③~ビジネスメールの注意点〜

 

 

情報提供:

野口輝美(のぐちてるみ)

マナーコンサルタント。自動車会社社長秘書を経て、現在は群馬県内企業・各種学校・病院など様々な職種でマナー研修を行う。

ファミコン言葉に注意!